教育 education 2005 3 21

 教育をめぐる議論は、終わることなく、尽きないでしょう。
もしかすると、いつになっても、結論が出ないかもしれません。
 そういう時は、未来を見るべきです。
21世紀中には、「知識資本主義」の時代となるでしょう。
 かつて、20世紀の資本とは、「土地」や「お金」、そして「労働力」でした。
しかし、21世紀の資本は、「知識」となるのです。
 このホームページ事業も、そうしたものを目指してきましたが、
残念ながら、「大海の一滴」となってしまい、成功しませんでした。
 しかし、大河も、水源をたどれば、湧き水から始まっているのです。
いつの日にか、「知識資本主義」で成功する人が、次から次へと出現してくるでしょう。

書評 book review 2004 10 24

書名 知識資本主義(ビジネス、就労、学習の意味が根本から変わる)
著者 アラン・バートン=ジョーンズ
出版社 日本経済新聞社(2001年4月2日出版)
KNOWLEDGE CAPITALISM by Alan Burton-Jones

 「知識資本主義」という本は、
最近、ダイヤモンド社から、レスター・C・サロー氏の本が出版されていますが、
私は、アラン・バートン=ジョーンズ氏の本の方が、強い印象が残りました。
 この本の紹介文が、その内容を的確に表現していますので、引用します。
「貨幣や土地、労働に代わる最も重要な資本として、『知識』が急浮上している。」
「本書は、労働の供給よりも、知識の供給が重視されるようになることや、
社内外の知識を最大限に生かし統合させるうえで、
企業の所有や経営が変わらざるを得ないこと、
知識を手段とする個人にとって『学習』の意味が変わること、
新しい資本家の登場について説く。」
 今までの「古い資本主義」は、
貨幣や土地、労働力が、資本となってきました。
 しかし、これからの資本主義は、つまり、「新しい資本主義」は、
知識が、資本となるでしょう。
 これは、後に、産業革命ではなく、
「価値革命」と呼ばれることになるでしょう。
資本主義の持つ価値に、革命が起きるでしょう。























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